こんにちは、honoriです。
「うちの子、英語の授業が始まってから少し元気がなくなってきたかも」
「英語を習わせたいけれど、嫌いになってしまわないか心配……」
そんな悩みをお持ちではありませんか。
小学校で英語が教科化され、以前よりも早い段階で英語に触れる機会が増えた一方で、周りと比べてしまったり、「勉強」という枠組みに苦しさを感じたりするお子さんも少なくありません。
親としては、将来のために英語を好きになってほしいと願うものですよね。実は、英語への苦手意識は、ちょっとした環境づくりや声かけの工夫で、前向きな「伸びしろ」へと変えていくことができます。
この記事では、お子さまが英語を苦手に感じてしまう原因を整理し、今日からご家庭で取り組める具体的な解決策をご紹介します。
お子さんが英語を苦手だと感じてしまう理由

お子さんが「英語は嫌い」「やりたくない」と口にするのには、必ず何らかの理由があります。まずはその背景を理解し、保護者の方が共感してあげることから始めてみましょう。
お子さんがどのような場面で英語を難しいと感じているのか、よくある要因をまとめましたので、普段のご様子と照らし合わせてみてください。
要因①:英語を「勉強」として捉えすぎてしまう
英語を単なる暗記科目や試験のための勉強と考えてしまうと、お子さまの心に負担がかかりやすくなります。特に「正解しなければならない」というプレッシャーが、自由な表現を妨げているのかもしれません。
英語を「勉強」と捉えてしまうと、どうしても「間違えたらどうしよう」という不安が先に立ってしまいます。ここでは、苦手意識が芽生えやすい環境と、そうでない環境の違いを表にまとめました。
| 特徴 | 苦手意識を持ちやすい環境 | 楽しく取り組める環境 |
|---|---|---|
| 学習の目的 | テストの点数や評価のために勉強する | 相手に気持ちを伝えるために言葉を知る |
| 間違いへの反応 | 正解か不正解かにこだわる | 間違いも一つの表現として受け入れる |
| 主な活動 | 単語の書き取りや文法の暗記をする | 歌、ゲーム、会話などの体験をする |
| 親の声かけ | 「ちゃんと勉強しなさい」 「これってどういう意味?」 | 「今の発音、英語っぽいね!」 「一緒に英語の歌を歌ってみようか」 |
英語を「勉強」という枠組みから外してあげるだけで、お子さんの表情は驚くほど変わります。完璧を求めず、まずは保護者の方も一緒に楽しむ姿勢を見せることが、苦手意識を払拭する一番の近道です。
要因②:周りのお友達と比較してしまう
小学校の授業では、すでに英会話に通っている子とそうでない子の差が見えやすく、それが自信を失うきっかけになることがあります。「自分だけできない」と感じてしまうと、学習への意欲が低下してしまいがちです。
お子さんは、大人が思っている以上に周りの様子をよく観察しています。比べる対象を周りのお友達ではなく、「昨日の自分」に向けられるようなサポートが必要です。
まずは、お子さんが今感じている「むずかしさ」をありのままに受け止めてあげることが大切です。
英語への苦手意識を「楽しい」という気持ちに塗り替える方法

一度ついてしまった苦手意識を解消するには、英語を「特別な勉強」から「日常の楽しいツール」へと変えていくアプローチが効果的です。
お子さんの興味関心に合わせて、無理のない範囲で新しい刺激を取り入れてみましょう。ここでは、ご家庭で今日から実践できる具体的なアイデアをご紹介します。
方法①:お子さんの好きなことや趣味の中に英語を取り入れる
お子さまが夢中になっているゲーム、アニメ、音楽などは、英語に親しむ最高の教材になります。大好きな世界を通じて英語に触れることで、「もっと知りたい」という自然な意欲を引き出すことができます。
例えば、YouTubeで海外のキッズ向けチャンネルを一緒に見たり、好きな曲を英語で口ずさんだりすることから始めてみましょう。
他にも、下記のような身近なものに英語を取り入れてみることができますよ。
- アニメ・映画: 音声を英語、字幕を日本語にして、聞き取れた単語を探してみる。
- 音楽: 英語の手遊び歌やダンス動画を一緒に踊って楽しむ。
- ゲーム: 英語表記のゲームをプレイし、簡単な単語の意味を推測してみる。
- 料理: お菓子のパッケージにある英語を読んで、材料を英語で呼んでみる。
大切なのは、内容を完璧に理解することではなく、英語の音やリズムに心地よく触れる時間を増やすことです。
方法②:お子さんの個性にぴったりの学習スタイルを選ぶ
一口に英語学習といっても、オンライン英会話、塾、アプリ、家庭学習など、その方法はさまざまです。お子さんの性格に合わせて、最もリラックスして取り組める方法を見つけることが大切です。
下記の表に、学習スタイル別にメリットとお子さんの性格についてまとめてみました。
| 学習スタイル | メリット | 向いているお子さん |
|---|---|---|
| オンライン英会話 | 自宅でマンツーマンで話せる | 恥ずかしがり屋な子 送り迎えが難しい家庭の子 |
| 英会話スクール | 友達と一緒に楽しく学べる | 社交的な子 外での刺激が好きな子 |
| タブレット教材 | ゲーム感覚で反復練習ができる | 1人で集中したい子 ゲームが好きな子 |
| 絵本の読み聞かせ | 親子の触れ合いの中で学べる | 読書が好きな子 低学年のお子さん |
お子さんによって、1人でじっくり進めるのが好きなタイプもいれば、先生や友達と賑やかに話すのが好きなタイプもいます。それぞれの学習方法のメリットを確認して、お子さんに合うものを検討してみましょう。
お子さんの成長を支えるために保護者が心がけたい関わり方

英語学習において、最も強力なサポーターは保護者の方です。教える立場ではなく、一緒に英語を楽しむ仲間というスタンスでいることが、お子さまの心の安心感につながります。
お子さまが「英語をやっていてよかった」と思える未来を作るために、日々のコミュニケーションで意識したいポイントを整理しました。
ポイント①:小さな成長を具体的に褒めて自信を育てる
「テストで100点を取った」という結果だけでなく、「毎日10分机に向かった」「単語を一つ覚えた」といった過程や行動に注目して声をかけてあげてください。
褒めるときは、「すごいね」だけでなく「さっきの単語の発音、とてもかっこよかったよ」「最後まであきらめずに聴き取ろうとしていたね」と具体的に伝えるのがおすすめです。具体的に褒められることで、お子さまは「自分のことを見てくれている」と感じ、次への意欲が湧いてきます。
ポイント②:達成しやすい小さな目標を立てて自信を積み重ねる
いきなり「英語がペラペラになる」という大きな目標を掲げるのではなく、今日1日で達成できるような小さなステップを作ってあげましょう。
「成功体験」を積み重ねることは、苦手意識を克服するための一番の近道です。カレンダーにシールを貼ったり、小さなご褒美を用意したりして、成長を目に見える形にすることも、お子さまのやる気を引き出す良い方法です。
- 1日の目標例:「朝の挨拶を英語で言ってみる」
- 1週間の目標例:「お気に入りの動画を1回最後まで見る」
- 1ヶ月の目標例:「新しい単語を5つ覚えて使ってみる」
まとめ

お子さまが英語を苦手だと感じてしまうのは、決して能力の問題ではなく、たまたま今の環境や方法が合っていなかっただけかもしれません。英語は本来、新しい世界を広げ、たくさんの人とつながるための素敵なツールです。
まずは保護者の方が「英語は楽しいものだよ」という姿を見せ、お子さまの小さな歩みを温かく見守ってあげてください。焦らずに、お子さまのペースで英語に触れる時間を大切にしていけば、いつの間にか「苦手」が「得意」や「好き」に変わる日が来るかもしれません。
お子さまの未来が、英語を通じてより豊かで明るいものになるよう心から応援しています。

