PR

英語絵本の読み聞かせ4つの効果とは?選び方や実践のコツもご紹介

習い事

こんにちは、honoriです。

「うちの子に英語を学ばせたいけど、何から始めたらいいんだろう?」
「英語の絵本って、本当に効果があるの?」

小学生のお子さんを持つ親御さんで、このような疑問や不安を感じている方は少なくないでしょう。英語教育への関心が高まる今、英語絵本の読み聞かせは、単なる語学学習を超えた、お子さんの成長に多くのメリットをもたらす方法として注目されています。

この記事では、英語絵本の読み聞かせがお子さんの英語力、思考力、そして豊かな感性をどのように育むのかを、具体的なメリットとともに詳しく解説します。さらに、効果的な絵本の選び方や、親子で楽しく続けるための実践的なコツもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

英語絵本の読み聞かせがもたらす4つの効果

英語絵本の読み聞かせは、単に英語に触れる時間を増やすだけではありません。お子さんの色々な力をまとめて伸ばす、たくさんの良い効果を持っているんです。

ここでは、幼少期のお子さんにとって特に重要となる4つのメリットについて見ていきましょう。

メリット①:語彙の定着と実用的な英語力の向上

絵本で新しい単語に出会ったとき、子どもたちは、絵やストーリーの流れといった文脈から、「こんな意味かな?」とその単語について推測し、理解しようとする能力に優れています。

この「自分で推測して理解する」というプロセスを経ることで、単語や表現をただ暗記するよりも、記憶にしっかりと残り、忘れにくくなるのです。

【推測学習のメリット】
◆絵や音から意味を類推するため、記憶に残りやすい。
◆単語が「使える英語」として実用的な語彙力になる。
◆わからない単語があっても、物語全体を楽しむ力が育まれる。

メリット②:英語特有の音を聞き分ける「耳」の育成

英語と日本語は、持っている音の種類(音素やリズム)が大きく異なります。

小学校低学年までのお子さんは、これらの日本語にはない音を自然にキャッチする高い感度を持っているといわれているんです。この音に対する感度が高い時期に、英語の絵本を毎日読み聞かせることで、英語特有のリズムやイントネーションに慣れ親しみ、「英語を聞き取る耳」を効果的に育てることができます。

【効果的なリスニング力育成】
◆英語の音やリズムに慣れることで、英語の音を自然に受け入れられるようになる。
◆将来的なリスニング力の基盤が築かれる。
◆特にネイティブスピーカーの正しい発音を聞くことが大切。

メリット③:想像力・発想力と多様性の理解を育む

英語絵本、特に海外の作品は、日本語の絵本にはない文化、生活習慣、そして独特の色彩感覚や表現を含んでいます。

幼少期からこうした多様な世界観に触れることで、お子さんは新たな視点や発想を受け入れやすくなります。物語の聞いた文章と絵を結びつけ、その先を想像しながら楽しむ体験は、お子さんの想像力や発想力を豊かにし、多様性を尊重する姿勢を育む土台となるでしょう。

メリット④:読書を通じた思考力と認知能力(ワーキングメモリ)の向上

本を読むこと、そして読み聞かせを聞くことは、お子さんの語彙力を大きく増やします。語彙は、物事を深く考える(思考する)ために必要不可欠な要素です。

読み聞かせを通じて語彙力が増えることで、お子さんの考える力=思考力が高まります。また、読み聞かせの際に「絵を見る」「文字を見る」「声を聞く」という行為を同時に行うことは、子どもの脳を刺激し、ワーキングメモリ(認知能力)の向上にもつながるといわれています。

実際に、小学校入学以前に読み聞かせ経験が多い子どもは、学力が高い傾向にあるという調査結果が、国内外で示されているようです。

読み聞かせを最大限に活かす!効果的な3つの使い方と実践のコツ

英語絵本の読み聞かせの素晴らしい効果を知ったところで、「どうやったら効果的に進められるの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。

次に、読み聞かせを成功させ、お子さんの興味を引き出すための具体的な方法とポイントをご紹介します。

コツ①:完璧な発音は不要!音声付き教材を上手に活用

保護者の方が読み聞かせをする際、発音に自信がないと不安になるかもしれません。しかし、お子さんと一緒に楽しむことが最も大切です。正しい音に触れる機会を確保するためには、音声付き教材を上手に活用しましょう。

活用方法詳細補足ポイント
音声付き絵本の活用CD付属の絵本や、YouTubeなどでネイティブスピーカーの音声が確認できる教材を利用する。最初は親が読み聞かせをし、後で一緒に音声を聞くなど、親子で正しい音を確認する。
音読の実践目で追うだけでなく、声に出して音読する。お子さんへの読み聞かせ時には、抑揚や感情を込め、絵や英文を指し示しながら読み進める。親が積極的にお手本となり、自信を持って読む姿勢を見せることで、子どもも自然に受け入れる。
リズムを楽しむ英語特有のリズムを意識して読み聞かせ、韻を踏むフレーズなどは歌うように真似してみる。恥ずかしがらずに、親子で一緒に絵本の世界の喜びや驚きを大きく表現する。

【💡ポイント:完璧な発音は不要!
保護者の発音が完璧である必要はありません。大切なのは、親が楽しんでいる姿勢を見せること。親が自信を持って読むことで、子どもも積極的に英語に触れられるようになります。

コツ②:毎日の習慣化と同一絵本の繰り返し学習

英語習得のカギは、とにかく多くの英語に触れることです。読み聞かせも同じで、毎日継続して習慣にすることが、お子さんが英語に興味を持ちやすくなる土台となります。

【習慣化の学習方法】
◆毎日触れることで、英語が日常に当たり前にあるものと認識される。
◆夜寝る前など、時間を決めて行うと習慣化しやすい(1日10分程度が目安)。
◆日本語の絵本とバランス良く読み聞かせることが、母語の育成にも大切。

また、同じ絵本を何度も繰り返し読むことで、語彙をだんだん覚えていきます。飽きてしまうかもしれませんが、内容をすでに理解している絵本を繰り返すことで、お子さんは英語を日本語に訳さなくてもダイレクトに理解できるようになっていきます。

コツ③:子どものペースを尊重し、コミュニケーションを楽しむ

読み聞かせは、一方的に英語を教える時間ではありません。お子さんの興味や好奇心を最優先し、親子でコミュニケーションを楽しむ時間にしましょう。

実践のコツ詳細
指差しを活用日本語の絵本と同じように、絵や英文に指をさしながら読む。これにより、英文と絵が結びつき、子どもが英語を理解しやすくなる。
子どもの反応を尊重途中で質問が来たり、飽きてしまった様子を見せたら、無理に読み進めず、その都度会話を楽しんだり、切り上げたりする。
変化をつけて読む声量、読むスピード、身振り手振り、効果音などで変化をつけながら読み聞かせることで、お子さんの集中力と楽しさを引き出す。
パパの出番!父親の読み聞かせは、実生活と結びつけるような問いかけや、抽象的で複雑な言葉を使う傾向があり、子どもの想像力や語彙力に良い影響を与えることも。ママとパパで異なる切り口から読み聞かせを行うことで、より深く絵本を楽しめます。

英語が好きになる!効果を高める英語絵本の選び方

読み聞かせを始めるにあたり、「どんな絵本を選んだらいいの?」と悩む方も多いでしょう。

ここでは、特に4歳以上の幼児や小学生のお子さんが、楽しく英語を学べるための絵本の選び方をご紹介します。

選び方①:英語レベルと子どもの負担にならない文章量の絵本を選ぶ

英語に慣れていないお子さんに、いきなり長い英文の絵本を読み聞かせると、英語を嫌がるきっかけになってしまう可能性があります。最初は、お子さんの負担にならない短い文の絵本から始めましょう。

  • 最初のステップ:1ページに1語から1文程度の、文章量が少ない絵本を選ぶ。または、絵だけでストーリーが理解できる本から始める。
  • 慣れてきたら:徐々に英文量の多い本へ移行する。すでに日本語の絵本を読み聞かせている場合は、その絵本と同じくらいの長さが目安になります。
  • 親の負担も軽減:文章量が少ない絵本は、読み聞かせをする保護者の方の負担も減らし、継続しやすくなります。

選び方②:子どもの興味を引き出すジャンルと工夫がある絵本を選ぶ

お子さんが絵本に興味を持ち、積極的に楽しんでくれることが最も大切です。お子さんが好きなジャンルを選んであげましょう。

選ぶポイント具体的な絵本の特徴
好きなジャンル食べ物、動物、乗り物やキャラクターなど、子ども自身が興味を持つテーマや、知的好奇心を満たす絵本を選ぶ。
遊び心の工夫ページをめくると紙が飛び出す仕掛け絵本、穴が空いている、音が出る、触れるといった要素がある絵本を選ぶ。
歌やリズム歌いながら読める絵本や、韻を踏んだフレーズが多い絵本は、英語特有のリズムに慣れるのに効果的。
日本語の英訳版すでに日本語で親しんでいる絵本の英訳版は、ストーリーを把握しているため、英語への抵抗感が少なく、内容理解が容易になる。

選び方③:英語絵本、読み放題アプリを上手く利用!

本屋さんや通販などで、お子さん好みの英語の絵本を探すのは大変ですよね。いざ購入しても、中身を見たら思っていた内容と違うこともあるかもしれません。

そんな方には、英語絵本が読めるアプリを利用するのも一つの手です。

アプリなら、

  • 本屋に足を運ばずに、英語絵本を読める
  • 何百冊・何千冊の英語絵本から、好みの絵本を探せる
  • ネイティブによる読み聞かせ機能がある

この他にもアプリならではのメリットがたくさんあります。

英語の絵本探しに悩んでいる方は、読み放題アプリを上手く利用してみてはいかがですか。

絵本で英語脳を育てよう!英語絵本1,000冊が読み放題【絵本ナビえいご】

まとめ

英語絵本の読み聞かせは、お子さんの語彙力・想像力の向上、英語を聞く耳の育成、そして思考力の基盤を築くうえで、とても効果的な方法です。

英語絵本の読み聞かせの主な効果読み聞かせを成功させる実践のコツ
意味を推測した語彙が定着し、使える英語力になる音声付き絵本で正しい発音とリズムを聞き、音読する
英語の音に慣れ、「聞く耳」が育つ1日10分程度を目標に、毎日続けることを習慣化する
異文化に触れ、想像力・発想力が豊かになる絵や英文に指をさし、子どものペースに合わせて読む
語彙力向上を通じて、思考力(認知能力)が高まる親も子も恥ずかしがらず、楽しみながら読むことを優先する

最も大切なのは、お子さんと親御さんが一緒に楽しむこと。英語の絵本を読み聞かせるのに、発音は完璧じゃなくてもかまいません。お子さんと一緒に楽しみながら、絵本の世界を分かち合う時間を大切にしてください。今日から早速、お子さんが興味を持つ絵本を一冊選んで、読み聞かせの時間を始めてみませんか?